ふるさと納税の確定申告手続きの簡素化
2021/11/22
ふるさと納税の確定申告手続きの簡素化
ふるさと納税による寄付金控除の適用を受ける場合、ワンストップ特例を選択するか、確定申告を行う必要があります。
ワンストップ特例とは、寄付先(ふるさと納税先)が5自治体以内であれば各自治体から送付される申告書等一定の書類を
提出することによって確定申告が不要となる制度です。
ふるさと納税先が5自治体を超える場合には確定申告が必要ですが、令和2年分の確定申告までは各自治体から送付される
「寄付金の領収書」の添付が必要でした。
ふるさと納税先が多数ある場合、今まで添付モレや保管の手間がありました。
令和3年分確定申告からは各自治体からの寄付金の領収書に代えて、一定のふるさと納税ポータルサイトの運営会社が発行する
「寄付金控除に関する証明書」を添付することによって寄付金控除を受けることができるようになります。
納税者にとっては、ポータルサイトから年間のふるさと納税額等が記載された証明書を取得することによって申告可能となり、
利便性が高まります。
この対象となる一定のふるさと納税ポータルサイトは、さとふる、ふるさとチョイス、ふるなびなど11月12日時点では
計14社とのことです。